レノバが続伸、同社グループ初の電力「バーチャルPPA」契約に注目集まる

■「環境価値売買契約、朝、村田製作所と締結と発表、

 レノバ<9519>(東証プライム)は5月9日、続伸基調となり、午前9時30分過ぎに1966円(54円高)まで上げた後も上げ幅30円前後で売買され、下値圏からジンワリと出直る相場になっている。同時刻に電力の「環境価値売買契約(バーチャルPPA)」を村田製作所<6981>(東証プライム)と締結と発表し、注目を集めている。また、きょう9日に2024年3月期の決算を発表する予定で、今期予想などへの期待も強まっているようだ。

 発表によると、連結子会社の第一太陽光発電合同会社が、新規に開発する太陽光発電所において発電した電力由来の環境価値を、株式会社村田製作所に非FIT非化石証書として直接販売する環境価値売買契約(バーチャルPPA)を締結し、発効した。同社グループが保有する再生可能エネルギー発電所由来の非FIT非化石証書を長期間にわたり販売する契約は、グループで初めてになるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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