アイ・ピー・エスがストップ高、株主優待を導入、さらに配当性向50%を目指す

■この6月末の株主には25周年感謝の優待を上乗せ

 アイ・ピー・エス<4335>(東証スタンダード)は5月10日の前場、終始気配値のままストップ高の992円(150円高、18%高)で推移し、急伸商状となった。9日の15時30分に株主優待制度の導入を発表。さらに、「長期的には配当性向50%を目指して、株主様へさらなる利益還元」(発表リリースより)としたため買い殺到となった。業績は好調で、4月24日に今6月期の予想の増額修正を発表している。

 株主優待は、毎年6月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主のうち、1単元(100株)以上を保有する株主を対象とし、保有株数に応じてQUOカードを進呈する。創業25周年感謝として、今回(2023年6月期末現在の対象株主)は一律QUOカード1000円を加え、たとえば100株保有の株主には合計2000円相当のQUOカードを進呈するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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