トラース・オン・プロダクトはAIによる電力コスト削減システムに注目集まり後場もストップ高続く、施設内エネルギーコスト41%削減の実績と

■電気料金値上げ、全国的な夏日の中で期待強まる、加賀電子が代理店

 トラース・オン・プロダクト<6696>(東証グロース)は5月17日の後場、ストップ高買い気配の522円(80円高、18%高)で始まり、前引け間際にストップ高まで上げて急伸商状を続けている。AI解析を用いてエアコンや空調機器、照明設備などを自動調節する電力コスト削減システム『AIrux8(エーアイラックス エイト)』を開発し、1月から加賀電子<8154>(東証プライム)を通じて販売しており、西日本、東日本で猛暑日になる可能性があること、家庭用電気料金が6月から大幅に値上げされることなどを受け、買い材料視されている。

 この電力コスト削減システム『AIrux8』は、加賀電子の発表リリースによると、エアコンや空調・照明設備など、施設内全体のエネルギー消費をAIで自動制御する最新のIoTソリューションで、施設内の混雑状況や不在状況等のデータを取得し解析し、状況に応じて自動制する。シンガポールなど東南アジアなど海外市場で先行して販売を開始し、オフィスビルやホテル、商業施設など、施設内のエネルギーコストを41%削減した実績があるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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