プロパティエージェントは数年来の安値圏から出直る、マンション完売、クラウドファンディングに5倍超の応募、子会社DXYZとギガプライズの提携を好感
- 2023/5/18 12:58
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■提携で顔認証プラットフォームと集合住宅向けISPサービスを相互展開
プロパティエージェント<3464>(東証プライム)は5月18日の後場、一段強含んで1060円(20円高)で始まり、2020年以来の安値圏から出直っている。10日の決算発表後に一段軟化していたが、17日に東京メトロ日比谷線「南千住」駅歩8分の自社開発マンション(全42戸)の完売と、不動産投資型クラウドファンディングに募集金額の5倍を超える5億円近くの応募があったことを発表。さらに18日午前、子会社DXYZ(ディクシーズ、東京都新宿区)とギガプライズ<3830>(名証ネクスト)との業務提携を発表し、業績拡大などへの期待が強まっている。
子会社DXYZとギガプライズとの提携では、DXYZが開発・提供する顔認証プラットフォーム『FreeiD(フリード)』とギガプライズが提供する集合住宅向けISPサービスの相互販売などを行う。ギガプライズが有する全国ネットワークによる『FreeiD』の販路拡大、ギガプライズによる導入工事から保守・サポートまでのワンストップ支援、DXYZからの顧客ニーズに合わせた集合住宅向けISPサービス提案により、更なる物件価値向上をめざすとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)