マルマエは後場もジリ高傾向を続け1か月半ぶり1700円台、「米マイクロン、日本で最大5000億円投資」など好感
- 2023/5/18 15:13
- 株式投資ニュース
■在庫調整などの見通し前倒し的に好転する期待
マルマエ<6264>(東証プライム)は5月18日、前後場ともジリ高傾向となり、14時30分過ぎに8%高の1717円(121円高)まで上げ、約1か月半ぶりの1700円台に進んでいる。半導体製造装置の中枢部品である真空パーツを数多く手がけ、半導体製造装置部品メーカーとしては後発ながら、事業規模は約10年で7倍近くに成長している。18日は「米マイクロン、日本で最大5000億円投資」(日経電子版午前11時過ぎ)との報道や、岸田首相が同日に世界の半導体大手幹部らと面会するといった観測が聞かれ、追い風の要因として買い材料視されている。
3月に発表した第2四半期決算では、半導体分野について、「2023年1月以降に市場環境は急速に悪化」「在庫調整は6月まで継続し、以降は緩やかに改善を見込む」(決算説明資料)としていたが、内外の半導体メーカーが日本国内での設備拡大を強める動きのため、事業環境は前倒し的に回復する期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)