ソリトンシステムズ<3040>(東証プライム)は5月19日、自然言語処理AIのGPTを活用した「国会答弁作成支援システム」を開発したと発表。同システムは、国会会議録のデータやその関連を学習させ、自然言語による質問に対して、過去の答弁記録に沿った回答を自動生成する。回答の根拠となった議事録文章も表示される。
同システムは、国会議員や公務員、企業の広報担当者などが、迅速かつ正確に内容を生成できるようになると期待されている。同社は、この分野の専門家、担当者のテスト、試用を経て、システムの機能やUIの改良をはかっていくという。提供方法、利用価格などは検討中とのこと。また、会話形のAI利用に鋭意取り組んでおり、的確な回答をどう引き出すかというPrompt技術を広い範囲の業界に提供していく計画だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)