ヴィッツが後場急動意、経産省・国交省の自動運転プロジェクトに仮想空間ソリューション活用され注目集まる

■業績は好調、全体相場が冴えないため大幅増益などに注目し直す様子も

 ヴィッツ<4440>(東証スタンダード)は5月24日の後場、急動意となり、取引開始後に11%高の1180円(117円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。昼頃に、「仮想空間ソリューション『WARXSS』が経済産業省・国土交通省の『RoAD to the L4』において活用」と発表し、注目が集まった。『RoAD to the L4』は、両省が推進する自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクトで、2025年頃までに無人自動運転サービス(50ヵ所)の実現を目指しているという。業績は好調で、全体相場が冴えないため投資の基本である業績動向に立ち返って注目を強める様子もある。

 8月決算銘柄で、4月に発表した第2四半期連結決算(2022年9月~23年2月・累計)は、スクデット社の連結子会社化も加わり、売上高は前年同期比18%増加し、営業利益は同22%増加。とりわけ営業利益は好調で、通期予想の99%に達した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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