アイフリークモバイル、文芸社主催「えほん大賞」大賞受賞作品をデジタル化

■読み聞かせアプリ「森のえほん館」で配信

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、グループ会社のアイフリークスマイルズが運営する絵本アプリ「森のえほん館」(500冊以上の作品を収録する絵本アプリ)において、文芸社(東京都新宿区)開催のコンテスト「文芸社文化振興基金えほん大賞」の大賞を受賞した作品から、2作品を26日より配信すると発表した。

 「えほん大賞」は、文芸社が主催する絵本コンテストで、これまで24回開催されてきた歴史あるコンテスト。同社がかねてよりデジタル絵本とのコラボレーションに関心があったことをきっかけに、アイフリークスマイルズと協議を重ねた結果、今回、新たな取り組みとして「えほん大賞」の大賞を受賞した2作品を「森のえほん館」でデジタル化して配信することが決定した。書籍絵本として出版され、すでに人気となっている2作品が、音声とBGMが流れる読み聞かせ絵本として新しく誕生する。

■配信第1弾「こっそりなっとう」
 第1弾は、「第21回えほん大賞絵本部門大賞受賞作品」の『こっそりなっとう おべんとうの巻(さく・え:さのこうや)』を配信。プロの声優により音声が吹き込まれた、なっとう、のり、ウィンナーなどのキャラクターのやり取りが楽しい。

・絵本『こっそりなっとう おべんとうの巻』あらすじ
 いつもお家の冷蔵庫の中にいる「なっとう」は、お弁当になっておでかけできる「おかず」にずっとなりたいと思っていました。ある日、ほかのおかずたちの協力で、こっそりお弁当の中にかくれます。そして、はじめての旅にでかけることになったのです!目立たないけれど、濃い味の、かわいいなっとうの絵本である。

■配信第2弾「おキモチや」(2023年6月配信予定)
 第2弾は、「第19回えほん大賞絵本部門大賞受賞作品」の『おキモチや(さく・え:ときなつき)』を配信予定。いろんなおキモチを買いに行くという不思議な物語。音声とBGMが加わり、より不思議な世界観に仕上がった。

・絵本『おキモチや』あらすじ
 毎日の生活に刺激が足りないと感じる「ぼく」はある日、自宅の裏に、不思議な家ができたことに気づきます。「いらっしゃい。ここは、おキモチやさんだよ。きみのしりたい『おキモチ』つくってみせましょう」―不思議な家の住人の言葉に魅力を感じた「ぼく」は、いろんな「おキモチ」を買ってみることにしました。「きりんのくび」に「でんきのスイッチ」、それから「おさかな」と様々な「おキモチ」を買った「ぼく」が最後に気づいた大事なこととは…。

 2011年1月に第1回の募集を開始した同絵本コンテストも、現在は、2,500件ほどの応募数に達し、全国最大規模の公募コンクールへと成長している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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