ユーグレナ社の次世代バイオ燃料「サステオ」で24時間耐久レースに挑戦
- 2023/5/29 16:28
- プレスリリース
■100%バイオディーゼル燃料「サステオ」で完走
5月26~28日に富士スピードウェイで開催されたENEOS スーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankookの第2戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』において、ユーグレナ<2931>(東証プライム)が開発した次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を100%使用したマツダ<7261>(東証プライム)のディーゼル車「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」が、ST-Qクラスに参戦し、完走(529周回、約2414km)した。
■カーボンニュートラルの実現に貢献
「サステオ」は、バイオマス(生物資源)を原料とし、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な燃料で、カーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。同車両に搭載されているディーゼルエンジンSKYACTIV-D2.2は市販車両と同じものであり、化石由来の軽油と混合しない「サステオ」を使用しても十分な性能を発揮した。
ユーグレナ社は、今後も「サステオ」の普及拡大に向けて、スーパー耐久シリーズで燃料供給を行う予定である。同社は、微細藻類ユーグレナやクロレラなどを活用した食品や化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発や遺伝子解析サービスの提供も行っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)