プログリットは好業績、株式分割など好感され3日ぶりに上場来の高値を更新

■英語コーチングを行い政府の留学生再拡大政策も追い風

 プログリット<9560>(東証グロース)は5月30日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて9%高の3975円(310円高)まで上げて3日ぶりに上場来の高値を更新している。英語コーチング『プログリット(PROGRIT)』を運営。4月14日に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、翌日にストップ高となってから上値を追うピッチを強めている。5月17日には6月末を基準日とする株式3分割を発表し、その後も一段高。23日には「TOEFL iBT TESTコースのカリキュラムを全面リニューアル」と発表したことも買い材料視されている。

 カリキュラム全面リニューアルの発表では、政府がコロナ禍で減少した留学生の再拡大に向けて4月に「教育未来創造会議」で第2次提言をとりまとめ、「2033年までに日本人の海外留学生50万人」を目標に掲げたことなどにいち早く対応するとした。今後10年でコロナ前の約2.3倍の留学者数を目指すことになるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る