アイビス、全世界3.2億ダウンロード数を誇るモバイルペイントアプリ「ibisPaint」にAI超解像度機能をリリース

■ディープラーニングの技術を駆使し、イラスト作品の高画質化をワンタップで実現

 モバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」を開発・運営するアイビス<9343>(東証グロース)は6月1日、5月10日に、同アプリの最新バージョン10.1.0にて、革新的な新機能である「AI超解像度機能」をリリースしたと発表。

 「AI超解像度機能」は、ディープラーニングの技術を駆使し、自身が描いたイラスト作品の高画質化をワンタップで実現する。保存された画像の画質とサイズを2倍に向上させることができるこの機能では、仕切りバーを使って適用前後の解像度の比較を容易に行うことができる。

 また、端末のGPUで処理するため、サーバーで処理する処理方法に比べて通信時間を抑えられ、セキュリティ的にも安心である。変換元画像を同社が学習に利用することもない。

 この新機能を活用すると、例えば、A4サイズ、解像度300dpiでイラストや漫画を制作し、最後に解像度600dpiに変換するといった使い方が可能である。これにより、作品のクオリティを飛躍的に向上させることができる。

 「AI超解像度機能」は、同社が提供する2つ目のAI(人工知能)機能であり、2017年にリリースした「AI自動色塗り機能」に続くものである。今後も、絵を描くことにおいてディープラーニングを活用した新たな表現や省力化に関する研究を進める予定である。

 アイビスは、引き続き、プロの漫画家やイラストレーター、アニメの動画制作などにおいても、省力化と効率化をサポートするAI(人工知能)の開発に取り組んでいくとしている。

■ibisPaint(アイビスペイント)

 「ibisPaint(アイビスペイント)」は、指一本で本格的なイラストが描けるモバイルペイントアプリで、豊富な機能がほぼ無料で利用できる。19言語に対応し、世界200以上の国と地域からのダウンロード数は累計3.2億を達成(2023年4月)。日本のアニメや漫画のお絵描き文化を、Z世代やα世代を中心とする世界中の4000万ものアクティブユーザへ届けている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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