セブン&アイHDは4日続伸基調、配送の合理化など好感され出直り強める

■弁当など1日4回から3回の配送にとされ、それで十分の見方も

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は6月6日、小高く始まったあと次第に強含み、午前10時40分過ぎには26129円(116円高)まで上げて4日続伸基調となり出直りを強めている。「加工食品の即日配送を翌日配送に変更へ」(TBS NEWS DIG 6月5日20:43)などと伝えられ、合理化推進などに期待が強まった。

 労働時間に関する法改正を受け、2024年度から物流業界で人手不足の深刻化と輸送の停滞が予想されることを見据えた措置とされるが、「弁当なども1日4回から3回の配送に順次減らす」(同)と伝えられたことについては、株式市場関係者から「今までが多すぎだったのでは」といった受け止め方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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