【株式市場】東証33業種のうち31業種が値上がりし日経平均は7日ぶり反発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万7877円49銭(70円79銭高)、TOPIXは1451.46ポイント(148.81ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億6288万株

チャート2 26日前場の東京株式市場は、中国人民銀行が昨年11月以降5回目の利下げを実施と伝えられたため、中国株式の反発に期待が強まり、日経平均は10時30分頃の上海市場の取引開始直後に233円50銭高(1万8040円20銭)まで上げる場面があった。

 上海株式は前日比高安を繰り返し神経質だが、為替は円安気味。日経平均の前引けは70円79銭高(1万7877円49銭)となり7日ぶりに反発基調。東証マザーズ指数など主な指数はすべて反発している。

 円安関連株のほか、インバウンド消費関連株が軒並み高となり、プロルート丸光<8256>(JQS)が8.9%高となったほか、三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)などの「おおどころ」まで軒並み高。イチケン<1847>(東1)はカジノなどの統合型リゾート法案を巡り自民党の関係議員が25日に横浜で積極発言と伝えられ急反発。ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)テリロジー<3356>(JQS)は大手生保の合併報道などを受けてセキュリティ再構築需要などが言われて人気再燃。

 東証1部の出来高概算は17億6288万株、売買代金は1兆8586億円。1部上場1894銘柄のうち、値上がり銘柄数は1585銘柄、値下がり銘柄数は253銘柄となった。

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