グローバルセキュリティエキスパートは後場もストップ高続く、中期計画の目標引き上げ、新設定など好感

■昨8日は全体安の中で上げきれなかったが9日は買い直し拡大

 グローバルセキュリティエキスパート<4417>(東証グロース)は6月9日、一段高となり、前場にストップ高の6590円(1000円高)で売買されたまま買い気配を続け、後場は値のつかないままストップ高買い気配となっている。6月7日の15時に中期経営計画の更新を発表し、新たに2026年3月期の経営目標を設定。翌8日は一時18%高のあと全体相場の下げもあってダレ模様となったが、9日は全体相場の急反発を受け、好感買いの強まる相場となっている。

 最近の業績動向を受け、進行中の3ヵ年中期経営計画(23年3月期~25年3月期)を更新し、売上高・営業利益の目標額を引き上げ、新たに26年3月期の目標とする経営指標を設定した。26年3月期の目標は、売上高が110億円(23年3月期実績55.6億円の約2倍)、営業利益が22億円(同7.4億円の約3倍)など。IT企業・SIerにおけるセキュリティ教育ニーズが飛躍的に向上する傾向にあるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る