ファンデリーが急伸、一時21%高、今期黒字化の見込みで変化妙味大、「四季報」最新号の評価も材料視

■健康食宅配のMFD事業は4Q後半から好転の兆し強まる

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は6月16日、再び動意を強めて急伸相場となり、午前10時30分過ぎに21%高の439円(77円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。今期・2024年3月期の連結業績予想を各利益とも黒字化の見込みとしており、業績変化妙味の大きい銘柄。16日は「会社四季報」(東洋経済新報社)の最新号の発売日に当たり、「採算改善」などの評価が好感されたとの見方も出ている。

 2023年3月期の連結業績は、健康食宅配のMFD事業の売上高が7.4%減少したものの、商品構成の見直しにより営業利益率は2%改善した。コロナ禍の収束傾向にともない、4Q後半から好転の兆しが強まっているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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