フィックスターズは一時21%高、スパコンによる国産生成AI開発に経産省68億円の報道など好感

■今9月期は各利益とも2期連続最高を更新する見込み

 フィックスターズ<3687>(東証プライム)は6月16日の後場、一段高の場面を見せ、一時21%高の1606円(275円高)まで上げて2か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2020年1月以来の1600円台に進んでいる。理化学研究所(理研)、九州大学、富士通などともにスーパーコンピュータ『富岳』を用いた研究開発を行っており、「経産省68億円拠出へ、国産生成AI開発支援、スパコン計算能力3倍に」(日本経済新聞6月16日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて注目が再燃したと見られている。

 業績は好調で、今9月期は各利益とも2期連続最高を更新する見込みとしている。PERは30倍台で、このセクターの高業績株としては割安との見方もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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