ニデックは7日続伸基調、「空飛ぶ車」への参入など好感、エンブラエル社と合弁会社
- 2023/6/19 10:01
- 材料でみる株価
■「eVTOL」、パリ航空ショーでお披露目、材料株妙味を増す
日本電産<6594>(東証プライム)は6月19日、7日続伸基調で始まり、取引開始後は8084円(198円高)まで上げ、2022年10月以来の8000円台に進んでいる。6月6日から12日にかけてルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)とEV向けモーターシステムでの協業やパワーステアリング用新型モーターを発表し、その後株価は連騰中。18日付で、ブラジル大手航空機メーカーEmbraerS.A.(エンブラエル)との合弁会社設立とパリ航空ショー(2023年6月19日から6月25日)で「空飛ぶクルマ」向けに製品及びサービス提供を発表し、注目されている。
エンブラエルとの合弁会社は、Urban Air Mobility(以下、UAM)市場に新規参入し、空飛ぶクルマと呼ばれる電動垂直離着陸航空機(以下、eVTOL)向けに製品及びサービスの提供を目指す。UAMは、都市や郊外で乗客や荷物を運ぶ新たな航空システムやサービスを指し、eVTOLはその次世代移動手段の1つとして注目されているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)