インフォマートが急伸、自社株買い、主サービス利用7万店突破、新サービス『掛売決済』など好感

■『BtoBプラットフォーム受発注』有料買い手利用店舗数7万店を超す

 インフォマート<2492>(東証プライム)は6月22日、買い気配で始まった後15%高の344円(45円高)まで上げ、今年2月以来の340円台に進んでいる。21日の15時に自己株式の取得(自社株買い)を発表したほか、同日付で『BtoBプラットフォーム受発注』の有料買い手利用店舗数の70,000店突破と新サービス『掛売決済』の提供開始を発表し、各々買い材料視されている。

 自己株式に関する異動は2021年4月に行った「譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分」以来になる。自社株買いは、取引一任方式による市場買付で行い、取得株式総数500万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.19%)、取得総額10億円を各上限として、2023年6月22日から同年9月22日の予定で実施するとした。

 また、『BtoBプラットフォーム受発注』は、外食業界の受発注業務をデジタル化し、発注から支払金額確定、請求業務までをWeb上で総合管理するサービス。有料買い手利用店舗数の推移は、2014年末に3万店台に乗り、18年末には5万店台に、20年末には6万店台に乗り、高拡大を続けている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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