日経平均600円安、6月13日以来の3万3000円割れ

■ここ1か月間で4割近く上げ、公的資金の「仮決算」など意識

 6月23日午後の東京株式市場では、日経平均が一段安となり、13時にかけて665円59銭安(3万2599円29銭)まで下押す場面があり、6月13日以来、8取引日ぶりに3万3000円を割り込んでいる。東証33業種別指数は32業種が値下がりしており、高い業種は電力ガスのみ。6月末は公的運用資金の「仮決算」などがあるとされ、ここ1か月間で4割近く上げたこともあり、利益確定売りの増加が意識されている。

 日経平均は5月17日に3万円台に乗った後も上昇を続け、6月19日に一時3万3772円99銭まで上げ、バブル相場崩壊後の高値(1990年3月以来の高値)に進んだ。1か月間で4割近く値上がりした。このため、目先は利益確定売りが出やすくなっているとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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