ニデックが5日ぶりに反発、ソフトバンクと成層圏通信プラットフォーム用モーター開発を好感

■「空の携帯基地局」実現に向けて期待が強まる

 ニデック<6594>(東証プライム)は6月28日、反発基調で始まり、取引開始後は7766円(183円高)まで上げ、6月19日につけた年初来の高値8084円に向けて出直っている。27日までの4日続落から5日ぶりの反発基調。27日にソフトバンク<9434>(東証プライム)と共同で成層圏通信プラットフォーム(High Altitude Platform Station、以下「HAPS」)向けモータを開発と発表し、「空の携帯基地局」実現に向けて期待が強まっている。ソフトバンクも値上がりしている。

 ニデックは、2023年4月1日、日本電産株式会社から社名を変更した。株価は3月中旬の6145円を下値に回復傾向を続けており、EV電動化時代の本格化とともに小型精密モーターから産業用の強力なモーターへの展開などが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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