fonfunは一時ストップ高、公開買付終了、上場維持を改めて強調し好感買い再燃

■大株主にサイブリッジグループ、ニチリョクと業務提携

 fonfun<2323>(東証スタンダード)は6月29日、急反発となり、取引開始後に一時ストップ高の490円(80円高、20%高)まで上げる場面を見せて2022年8月以来の490円を回復した。28日、同社社長・水口翼氏が代表のサイブリッジ合同会社(東京都品川区)による公開買付が6月27日をもって終了したことなどを発表し、あらためて「引き続き上場が維持される予定」としたことなどが好感されている。水口翼氏は社外取締役だったが6月28日付で社長に就いた。

 この公開買付の発表(2023年5月15日)では、シナジー効果として、受託開発ソフトウェア事業の販売拡大、受託開発ソフトウェア事業に係るコストの削減などが期待できること、サイブリッジグループが支配株主として支援することで、さらに業績を向上させることにより流通株式時価総額の基準を充たすことが可能であると考えること、などが示された。サイブリッジグループは21年にニチリョク<7578>(東証スタンダード)とシニアビジネスのDX化に関する業務提携契約を結んでいるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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