一正蒲鉾は『新規事業』の専任組織を7月1日発足、「第3の柱」に期待

■新規事業開発室を設置、新たなビジネスアイデアの発掘など

 一正蒲鉾<2904>(東証プライム)は7月3日、反発相場となり、764円(16円高)まで上げた後も760円台で堅調に売買され、出直り基調となっている。7月1日付で、新たなビジネスアイデアの発掘とイノベーションの創出等を目的として新規事業開発室を設置すると同日午前に発表しており、注目が集まっている。同社では、「第二次中期経営計画に掲げながら、なかなか前に進めなかった『新規事業』の専任組織を立ち上げ、活動を加速する」としており、水産練製品事業、きのこ事業に続く「第3の柱」の構築が期待されている。

 第二次中期経営計画(2021~2015年度)で5つの重要戦略のひとつに「新規事業」を掲げている。現在の2つの事業(水産練製品・惣菜事業、きのこ事業)における「変革と創造」に加え、第3の柱となる新規事業の探索・事業化を加速させ、企業価値の向上に向けた収益の多様化を強力に推進するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る