And Doホールディングス、「ハウス・リースバック」などの目標達成なら有利になるサステナビリティ・リンク・ローン(27億円)の融資をオリックス銀行から受ける

ビジネス 万年筆 メモ

■目標が未達の場合には高齢者福祉団体に一定額を寄付

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)は7月3日、オリックス<8591>(東証プライム)グループのオリックス銀行(本店:東京都港区)と「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下:SLL)について融資契約を締結し、このたび融資が実行されたと発表した。融資金額は27億円、融資期間は4年。

■目標はハウス・リースバック3年間の仕入契約3840件など

 SLLは、持続可能な社会実現につながる経済活動を借り手に促進することを目的に、その達成状況に応じて、金利などの条件を優遇する融資手法。本SLLでは、高齢化に伴い高まる、老後の資金ニーズへの貢献を目標として「ハウス・リースバック事業」「リバースモーゲージの保証残高」に目標を設定し、仮に目標が未達となった場合には、当社は高齢者福祉などを目的とする団体に一定額を寄付する。

 設定目標は、<SPT-1>(下記参照)または<SPT-2>(同)の判定指標のいずれかを達成した場合をもって「SPTs」達成とし、いずれも達成できなかった場合には「SPTs不達成」とする。

<SPT-1>

・ハウス・リースバック事業における2023年6月期~24年6月期の2年間の累計仕入契約件数2400件を達成すること

・ハウス・リースバック事業における2023年6月期~25年6月期の3年間の累計仕入契約件数3840件を達成すること

<SPT-2>

・202年6月期末のリバースモーゲージの保証残高285億円を達成すること

・2025年6月期末のリバースモーゲージの保証残高506億円を達成すること

 なお、本取組は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、SLLの原則・ガイドラインに適合している旨のセカンドオピニオンを取得している。

 And Doホールディングスは、SDGs・ESG経営を推進し、「不動産×金融×IT」で持続可能な事業の成長を図ることで、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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