【株式市場】日経平均が4日ぶりに1万9000円を回復し新規上場2銘柄は好発進
- 2015/8/28 12:03
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万9088円10銭(513円66銭高)、TOPIXは1547.40ポイント(46.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億6708万株
28日前場の東京株式市場は、昨日の中国株式が上海総合指数で6日ぶりに反発し、NY株が369ドル高と大幅続伸のため一段と買い安心感が広がり、JFEホールディングス<5411>(東1)が一時9%高近くまで上げ、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)も5%高に迫るなど、主力株の回復が目立った。
日経平均は8月24日以来4日ぶりに1万9000円台を回復し、上海市場が始まった日本時間の10時30分過ぎから一段強含んで528円88銭高(1万9103円32銭)まで上げた。東証マザーズ指数など主な指数はすべて続伸した。
米アップル社が9月9日にサンフランシスコで新製品発表会を開催すると伝えられ、アルプス電気<6770>(東1)は4日続伸となって今回の波乱局面での下げをほぼ回復。錢高組<1811>(東1)はリニア中央新幹線の工事の開始報道などが材料視されてストップ高となり、セキュリティ関連株のFFRI<3692>(東マ)なども高い。
本日は2銘柄が新規上場し、ラクト・ジャパン<3139>(東2・売買単位100株)はチーズなどの乳製品原料の加工や食肉加工品の卸販売などを行い、売買開始と同時に公開価格と同値の1400円で初値が付き、その後は下値を1383円、上値を1480円として売買をこなし、前引けは1450円。
メタップス<6172>(東マ・売買単位100株)はスマートフォンアプリの収益最大化プラットフォーム「metaps」などを運営し、公開価格3300円に対し、9時12分に3040円で初値が付き、一時3090円まで上げたが2555円まで下げて前引けは2635円だった。
東証1部の出来高概算は14億6708万株、売買代金は1兆4394億円。1部上場1894銘柄のうち、値上がり銘柄数は1801銘柄、値下がり銘柄数は82銘柄となった。