凸版印刷は西武鉄道の「翻訳対応透明ディスプレイ」に期待集まり2006年以来の高値に迫る

■窓口で話すと透明仕切り版に各国語で表示、訪日外国人向け強化

 凸版印刷<7911>(東証プライム)は7月6日、時間とともに強含む相場となり、午前11時にかけて3158円(31円高)まで上げて7月3日につけたばかりの2006年以来の高値3185円に.迫っている。西武ホールディングス<9024>(東証プライム)の西武鉄道が5日、「訪日外国人観光客受け入れ体制の強化を目的に、翻訳対応透明ディスプレイ『VoiceBizⓇUCDisplay』(凸版印刷株式会社が開発したシステム)の実証実験を2023年7月10日(月)より西武新宿駅にて開始」と発表。6日朝はテレビニュースやYouTubeなどで映像が広がり、注目されている。

 株価はPBR(株価純資産倍率)0.7倍台のため、引き続きPBR向上策の策定などに向けた期待の強い相場になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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