【株式市場】日経平均は405円安、NY株反落などで3万3000円割るが好決算株や増配期待株など高い

東京証券取引所

◆日経平均は3万2933円19銭(405円51銭安)、TOPIXは2287.07ポイント(18.96ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億4521万株

 7月6日(木)前場の東京株式市場は、NY株式の反落、為替の円高基調などを受け、東京エレク<8035>(東証プライム)などの値がさ半導体株が軟調に推移し、自動車株は取引開始後を下値に持ち直す銘柄が多かったが上値の重い展開となった。昨日活況高の銀行・保険株や海運株も上げ一服模様。一方、三井海洋開発<6269>(東証プライム)などは中東原油の減産観測など受けて高い。日経平均は280円安で始まり、ほどなく480円76銭安(3万2857円94銭)まで下押したが、その後は3万3000円割れの水準で一進一退となった。

 神戸製鋼所<5406>(東証プライム)が「配当性向上げ検討」との報道を受けて活況高となり、エスプール<2471>(東証プライム)は四半期ごとにみて大幅増益となったことなどが好感されて急伸しストップ高。アドヴァングループ<7463>(東証スタンダード)も四半期決算が好感されて一時ストップ高。環境管理センター<4657>(東証スタンダード)は原発処理水の放出開始後の検査需要など言われ気配値のまま2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億4521万株、売買代金は1兆7530億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は477銘柄、値下がり銘柄数は1298銘柄。

 東証33業種別指数は3業種が値上がりし、鉱業、空運、輸送用機器、が値上がりしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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