ザッパラスはKADOKAWAとの提携に向けた動きが好感されストップ高、「占い」カテゴリーで協業

■事業関連のリリース発表が増える可能性あり株価材料としての期待も

 ザッパラス<3770>(東証スタンダード)は7月11日、急伸相場となり、朝の取引開始後にストップ高の423円(80円高、23%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、一気に2022年6月以来の400円台に進んでいる。朝、KADOKAWA<9468>(東証プライム)との業務提携の検討に関する基本合意について発表し、注目集中となった。「占い」カテゴリーにおける両社の既存事業の強化・拡大に向けた業務提携の検討に関する基本合意書を締結することをを決議したという。

 2023年4月期の連結決算は各利益とも赤字だったが、今期・24年4月期の予想は売上高と営業利益のみ開示し、営業黒字化を見込む。KADOKAWAとの提携効果による業績上乗せには時間がかかるとの見方があるが、今後、事業展開上のリリース発表が増える可能性があるため、株価材料になりやすいとして期待するう様子はある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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