ロームは9月に株式4分割を予定しパワー半導体新工場の報道も好感され出直る

銘柄フラッシュ

■ドイツ企業と長期供給契約などと伝えられ注目が再燃

 ローム<6963>(東証プライム)は7月13日、反発相場となり、午前10時にかけて1万3610円(320円高)まで上げて出直っている。9月30日(土曜日)を基準日として1株につき4株の割合で株式分割を行う予定である上、「パワー半導体新工場、宮崎で24年末稼働」(日本経済新聞7月13日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。

 パワー半導体は自動車のEV化とともに需要が拡大しているだけでなく、空飛ぶクルマやワイヤレス給電などの次世代設備にも不可欠とされている。報道では、「自動車部品大手の独ヴィテスコ・テクノロジーズと、SiC製のパワー半導体の長期供給契約を結ぶなど、自動車業界を中心に引き合いが増えている」(同)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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