クリエイト・レストランツHDが急伸、第1四半期42%減益だが「協力金」の反動、進捗率46%など好感

業績でみる株価

■『実質営業利益』は約3倍とし注目集中

 クリエイト・レストランツHD(クリエイト・レストランツ・ホールディングス)<3387>(東証プライム)は7月20日、大きく出直って始まり、午前9時30分にかけては12%高の1079円(81円高)まで上げ、約4か月ぶりに年初来の高値を更新して2021年以来の高値に進んでいる。19日の15時に第1四半期連結決算(2023年3~5月)を発表し、営業利益は前年同期比42%減だったものの、これは前年同期に「時短協力金」43億円の計上があった反動減で、期初に開示した通期予想に対する進捗率は46%と快調だったことなどが注目されている。

 第1四半期の連結利上げ高は前年同期比39.5%増の366.07億円となり、営業利益は同42.3%減の29.81億円だった。通期の連結業績予想は期初に開始時した数値を据え置き、売上高は1410億円(前期比19.2%増)、営業利益は65億円(同27.9%増)など。第1四半期の営業利益は通期予想の45.9%に達し、「協力金及び減損損失を除いた『実質営業利益』は、前1Qの約3倍と大幅改善」(説明資料より)、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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