バンダイナムコHDは6日ぶり反発、トイホビー事業などの拡大に期待再燃、カプコンの好決算を受け見直した面も
- 2023/7/27 14:18
- 業績でみる株価
■第1四半期決算の発表は8月8日の予定
バンダイナムコHD(バンダイナムコホールディングス)<7832>(東証プライム)は7月27日の後場、一段と出直り幅を広げ、13時過ぎに4%高の3218.0円(119円高)まで上げた後も堅調で6日ぶりの反発基調となっている。カプコン<9697>(東証プライム)が26日に発表した第1四半期の連結決算(2023年4~6月)が大幅に伸びたことを受け、連想買いが流入したと見られている。バンダイナムコHDの第1四半期決算の発表は8月8日(火)の予定となっている。
もっとも、カプコンはゲームソフト主体であるのに対し、バンダイナムコHDはいわゆる玩具も重要な事業分野になっている。バンダイナムコHDでは、「プレミアムバンダイ」の国内会員数がこの秋には555万人を突破する見込みになったとして、『国内会員555万人カウントダウン祭』を7月25日(火)に開始と発表済みで、トイホビー事業やアミューズメント事業での独自のマーケティングなどに注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)