日清製粉G本社は続伸基調で始まる、第1四半期34%増益など好感

■加工食品事業が好調、価格改定の効果も

 日清製粉G本社(日清製粉グループ本社)<2002>(東証プライム)は7月28日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1818.0円(80.0円高)まで上げて約1か月ぶりに1800円台を回復し、出直りを強めている。27日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月)が売上高10%増、営業利益34%増となるなど好調で、見直し買いが流入する始まりとなった。

 第1四半期は、製粉事業における国内の麦価改定に伴う小麦粉価格改定や加工食品事業等での価格改定の効果があり、売上高は2081億91百万円(前年同期比10.0%増)となった。営業利益は中食・惣菜事業の堅調な推移などにより118億60百万円(同期比33.9%増)となった。3月通期の予想は据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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