京写の第1四半期は86%増益、プリント配線基板の世界的大手、ベトナム好調など貢献

■コロナ禍の最中に始動のベトナム工場は四半期で初の黒字に

 京写<6837>(東証スタンダード)は7月28日夕刻に第1四半期決算(2023年4~6月)を発表し、連結営業利益は341百万円(前年同期比86.4%増)となり、四半期純利益は201百万円(同73.9%増)と大幅な増益だった。

 プリント配線基板の世界的大手で、当第1四半期の連結売上高は6111百万円(同3.4%増)となり、利益面では、コロナ禍の最中に稼動を開始したベトナム工場が四半期で初の黒字を計上など、実装関連事業が好調に拡大した。

 国内の基板事業は自動車関連分野の受注が回復したことで堅調に推移し、実装関連事業は需要回復や新規市場開拓により、大幅増収となった。海外では、中国及びインドネシアで、事務機分野等の受注が減少したが、コロナ禍の最中に稼動を開始したベトナムは自動車向け受注などの好調により大幅増収となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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