弁護士ドットコムが高値を更新、業績好調、AIによる契約書の自動レビュー支援サービスなどに期待強まる

■前週初から下げた日は1日しかなく連騰相場続く

 弁護士ドットコム<6027>(東証グロース)は7月31日、9%高の4285円(345円高)まで上げて約1か月半ぶりに年初来の高値を更新し、13時を過ぎても8%高前後で推移し、前週初の7月24日から下げた日が1日しかない連騰相場となっている。7月21日付でAIによる契約書の自動レビュー支援サービス開始を発表し注目された上、26日に発表した第1四半期決算(2023年4~6月)は前年同期比で売上高22%増、営業利益78%増と大幅に増加、また、同日付で弁護士向け実務サービスでの生成AIを活用した弁護士向けリサーチ支援サービス(α版)を今秋提供開始と発表し、期待が強まった。

 第1四半期の営業利益は前年同期比78.3%増の2.45億円だった。今期の会社側予想額は「12億円以上」と過去最高益を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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