【株式市場】日経平均は246円高、4週間ぶりに3万3000円台を回復、NY株高と円安など好感
- 2023/8/1 12:16
- 今日のマーケット
◆日経平均は3万3418円53銭(246円31銭高)、TOPIXは2337.05ポイント(14.49ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し8億6713万株
8月1日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの年初来高値更新や円安が好感され、米国景気の盛り上がりに期待する買いが強まり、トヨタ<7203>(東証プライム)は連日高値を更新し日本製鉄<5401>(東証プライム)は約4か月ぶりに高値を更新。ソシオネクスト<6526>(東証プライム)などの半導体株、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株も高い。また、四半期業績が好調な電力株も上げ関西電力<9503>(東証プライム)などは高値を更新した。日経平均は120円高で始まり、午前11時過ぎには266円89銭高(3万3439円11銭)まで上げ、前引けもほぼ高値圏で推移。7月6日以来約4週間ぶりに3万3000円台を回復した。
エンプラス<6961>(東証プライム)が一段と急伸して2日連続ストップ高となり28日発表の四半期決算を連日好感マキタ<6586>(東証プライム)は31日発表の四半期決算が好感され一時ストップ高。フジ日本精糖<2114>(東証スタンダード)も四半期決算が好感され急伸一段高。ブロードエンタープライズ<4415>(東証グロース)は業績予想の増額修正が好感され急伸ストップ高。ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)とアジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は協業が注目を集めてともに急伸。
東証プライム市場の出来高概算は増加し8億6713万株、売買代金は2兆1919億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1028銘柄、値下がり銘柄数は743銘柄。
東証33業種別指数は銀行を除く32業種が値上がりし、電力ガス、海運、鉱業、医薬品、鉄鋼、輸送用機器、機械、卸売り、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)