ソフトクリエイトHDが急伸、第1四半期の営業利益59%増など好感され高値を更新
- 2023/8/2 10:30
- 業績でみる株価
■各利益とも5割増の大幅増益、通期予想は据え置くが期待強い
ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は8月2日、買い気配で始まり急伸し、16%高の1983円(279円高)まで上げる場面を見せて約4か月ぶりに年初来に高値を更新し、同じく約4か月ぶりに1900円台となっている。1日15時に第1四半期連結決算(2023年4~6月)を発表し、営業利益は前年同期比58.9%増加するなど各利益とも5割増の大幅増益決算。好感買いが集中した。
4~6月は、国内市場シェアNO.1のECサイト構築パッケージ『ecbeing』をはじめとするECソリューション事業、企業内情報システムサービス『SCクラウド』『X-pointクラウド』などのITソリューション事業とも好調で、売上高は前年同期比21.1%増加して66億54百万円となり、営業利益は同58.9%増加して12億57百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同51.0%増の8億9百万円となった。国内市場シェアNO.1のECサイト構築パッケージ『ecbeing』をはじめとするECソリューション事業、企業内情報システムサービス『SCクラウド』『X-pointクラウド』などのITソリューション事業の売上げ拡大に注力した。
今期・24年3月期の連結業績予想は、計画どおりに推移していることから23年5月に発表した予想から変更なしとし、売上高は270億円(前期比11.3%増)、営業利益は48億50百万円(同12.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は29億50百万円(同7.7%増)、1株利益は117円74銭。第1四半期の推移を受けてこれらの予想を上回る期待も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)