参天製薬は第1四半期のコア営業利益46%増など好感され飛び出すように出直って始まる

■通期予想の34%に達し好調推移に注目再燃

 参天製薬<4536>(東証プライム)は8月4日、飛び出すように出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る1325.0円(84.0円高)まで上げ、今年5月につけた年初来の高値1338.0円に向けて出直っている。3日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月・IFSR)が前年同期比で売上収益10.5%増、コア営業利益46.6%増(155.42億円)となるなど好調で、好感買いが先行している。

 3月通期の予想は期初に開示した数字を全体に据え置き、コア営業利益の通期予想は460億円(前期比4.0%増)。第1四半期で月予想の34%を確保したため、進捗率の高さが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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