Zホールディングスが高値に進む、売上収益など第1四半期として最高を更新

業績でみる株価

■税引前四半期利益は62%増となり注目再燃

 Zホールディングス<4689>(東証プライム)は8月4日、急反発となって上値を追い、12%高の428.0円(46.5円高)まで上げた後も堅調で約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。3日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月、IFRS)が前年同期比で売上収益10%増、税引前四半期利益62%増となるなどで注目が再燃した。「トピックス」として、売上収益と調整後EBITDAは最高更新と開示した。同社グループはこの10月1日付で「LINEヤフー株式会社」に変身する予定。

 第1四半期の売上収益は前年同期比10.2%増の4305億円で、第1四半期連結累計期間として過去最高を更新した。22年10月に連結子会社化したPayPay(株)も寄与した。今3月期の連結業績予想は売上収益と調整後EBITDAのみ開示し、期初の数字を据え置き、売上収益は1兆9000億円(前期比13.6%増)。第1四半期は好調と受け止められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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