日産自動車は究極のGTカーを発表、スカイラインの集大成「スカイライン NISMO」と100台限定の「スカイライン NISMO Limited」が登場
■究極のGTカーにレーシングテクノロジー
日産自動車<7201>(東証プライム)は8日、「スカイライン NISMO」と、特別仕様モデル「スカイライン NISMO Limited」を発表した。「スカイライン NISMO」は1000台限定で9月上旬に発売、また、「スカイライン NISMO Limited」は100台限定で2024年夏に発売を予定している。
スカイラインは2代目となるS5系から、グランドツーリングカーを象徴するGTの名称を冠した。今回発表した「スカイライン NISMO」は、その時代より受け継がれるGTカーの資質に、NISMOならではのレーシングテクノロジーを活かした空力とシャシー技術を融合させ、より速く、気持ちよく、安心して走れる究極のGTカーを目指して開発した。
パフォーマンス・セダンとしてのロー&ワイドなスタンスによる圧倒的な存在感や、NISMO専用のエンジンと加速チューニングが、「スカイラインGT」の集大成ともなる走りと佇まいを実現している。同モデルは、フロントフェンダーに「GT」のエンブレム、そしてセンターコンソールには1000台限定のシリアルナンバーを刻印したNISMOメタルエンブレムを配している。
スカイライン NISMOは、NISMOのレーシングテクノロジーを活かした空力とシャシー技術で加速と安定性を向上させた究極のGTカーである。エンジンは最高出力309kW(420ps)、最大トルク550N・m(56.1kgf・m)にチューニングされ、専用開発の高性能タイヤやブレーキ、サスペンションなどで走りの質感を高めた。エクステリアは、往年のスカイラインらしい力強さを表現するデザインに、レッドアクセントやNISMOエンブレムなどを配した。インテリアは、黒基調で統一し、NISMO専用本革巻ステアリングやRECARO製スポーツシートなどを採用した。スカイライン NISMO Limitedは、匠が手組みで作り上げる高精度なエンジンを搭載し、艶消しガンメタリック塗装のホイールや専用シリアルナンバープレートなどを特別装備した100台限定の記念モデルである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)