シンメンテHDは後場もジリ高、エアコン洗浄ロボ事業の譲渡など材料視され出直り強める
- 2023/8/8 15:29
- 材料でみる株価
■PER16倍の水準で踏みとどまり下値確認感が
シンメンテHD(シンメンテホールディングス)<6086>(東証グロース)は8月8日、前後場ともジリ高基調を続け、14時30分にかけて10%高の1273円(115円高)まで上げて下値圏からの出直りを強めている。飲食店などの店舗メンテナンスが主事業で、7月31日に業務用エアコン洗浄ロボット事業の譲渡を発表。株価はその後数日1150円前後で踏みとどまったのちに出直りを強めてきた。1150円の水準は今期・2024年2月期の連結予想1株利益71円70銭からみてPER16倍に当たるため、この水準を下値と見る投資家が多い様子となった。
24年2月期の第1四半期連結決算(23年3~5月)は7月14日に発表済みで、売上高は前年同期比15.0%増加し、営業利益は同10.6%増の2億58百万円だった、2月通期の予想は据え置き、営業利益は11億11百万円(前期比5.5%増)。事業特性からして第1四半期は好調だったとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)