【銘柄フラッシュ】免疫生物研究所など急伸し新規上場のアクアラインは好発進
- 2015/8/31 17:06
- 株式投資ニュース
31日は、スズキ<7269>(東1)が独フォルクスワーゲンとの資本業務提携の解消やフォルクスワーゲンの保有する株式の買い取りなどが材料視されたが、自動車株が全体に重かったためか朝高のあと次第に軟化して大引けは0.5%安と冴えず、ソニー<6758>(東1)も前場一時上げた程度で後場は軟調となった。中国株の混乱に端を発した今回の急落相場は25日頃で下げ一巡となったが、その後の自律反発も目先は一巡との見方があり、日経平均ベースで2番底を待つとの見方がある。
錢高組<1811>(東1)がリニア中央新幹線の最大のトンネル工事とされる南アルプストンネルの山梨県側からの工事を大成建設<1801>(東1)などとの共同企業体で受注したことを引き続き材料に、前週末のストップ高に続いて14.9%高と大幅続伸となり、東証1部の値上がり率1位。フュージョンパートナー<4845>(東1)は同社のFAQサービス「i-ask」が大津市に当導入されたことなど順次拡大基調であることなどが言われて14.4%高となり東証1部の値上がり率2位。
本日新規上場のアクアライン<6173>(東マ・売買単位100株)は家庭の水回りのトラブルに対応する「水道屋本舗」などを展開し、公開価格1250円に対し、9時39分に1521円で初値がつき、その後1563円まで上げて大引けは1477円となった。
免疫生物研究所<4570>(JQG)は遺伝子組換えカイコに関する発表などが好感されて28.1%ストップ高となり、朝日ラバー<5162>(JQS)は補助金対象事業などが注目し直されて15.2%ストップ高。ショーケース・ティービー<3909>(東マ)はスマホ向けメディアプラットフォーム事業への進出などに注目と16.8%ストップ高、デザインワン・ジャパン<6048>(東マ)はクチコミサイトの好調などが言われて11.6%高の大幅続伸となった。