ペットゴーは11%高の後も強い相場を継続、第1四半期の営業利益64%増など好感

■「サブスクコマースとD2Cブランドによる質的転換」などに注目集まる

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は8月14日、大きく出直る相場となり、取引開始後に11%高の1529円(147円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに1500円台を回復し、このところのもみ合い相場で高値に進んでいる。前取引日の10日15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月)が各利益とも6割から8割近い増加となり、がぜん注目が強まっている。「D2Cブランド『ベッツワン(VETSOne)』の成長による売上総利益率上昇、NB商品の適切な販売価格コントロールにより、対前年同期比で大幅に増加」(決算説明資料より)とした。

 第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比0.6%減だったものの、営業利益は同64.1%増の1.0億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同77.3%増の70百万円だった。「他社オンラインモール等に依存した売上成長から、自社オンラインサイトにおけるサブスクコマースとD2Cブランドによる売上成長への質的転換が着実に進展」(同)とし、通期予想は全体に据え置いたが上振れる期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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