スズキは3日ぶりに4000円を割り提携解消後の「次の一手」待つ

スズキ

 スズキ<7269>(東1・売買単位100株)は売買開始後に3954.0円(175.5円安)まで下げ、取引時間中としては8月27日以来3日ぶりの4000円割れとなった。自動車株が全体的に安い上、昨日に続いて独フォルクスワーゲン(VW)との資本提携を解消したあとの展望などに不透明感が漂う展開になっている。

 VWとの資本提携解消は日曜日の30日夕方に発表し、週明け31日は朝方一時5%近い値上がりとなったが、大引けは0.5%安と軟調で伸び切れなかった。このため、相場そのものとしても上値の重い印象を抱く投資家が増えたようで、VWとの提携解消後の展望など、「次の一手」が出るまでは上値を追いにくい雰囲気が漂っている。VWは現在スズキ株を約19.9%保有する筆頭株主だが、スズキはこの全株を自社株買いで買い取る方針を示した。

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