And Doホールディングスは『ハウス・リースバック』で取得した不動産の流動化など過去最高に
- 2023/8/14 18:03
- IR企業情報
■前6月期の連結営業利益は10.6%増、売上高、各利益とも最高を更新
『ハウスドゥ』ブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)の2023年6月期の連結決算(8月14日午後発表)は、売上高が前期比19.7%増の495億52百万円となり過去最高を更新し、営業利益も同10.6%増の31億76百万円と過去最高を更新、親会社株主に帰属する当期純利益も同12.2%増の21億95百万円となり最高を更新した。
ハウス・リースバック事業では、新規物件取得件数が13.6%増加した。『ハウス・リースバック』によって取得した個人住宅などの不動産の流動化(ファンドへの当該信託受益権の譲渡)は過去最高となる48億80百万円を実施した。これを行うことで収益の上乗せと財務強化を進めることができる。
フランチャイズ事業では、注力する首都圏、近畿圏都市部の新規加盟開発が好調で、新規加盟店舗数は114店舗(前期比2.7%増加)し、累計加盟店舗数は692店舗となり、新規オープン店舗数は124店舗(同24.0%増加)となった。
金融事業のうち『リバースモーゲージ保証』事業は累計保証残高が前期末比1.5倍の131億69百万円に大幅拡大した。
今期・2024年6月期の連結業績見通しは、売上高が573億70百万円(15.8%増)、営業利益が36億円(13.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億76百万円(8.2%増)、1株利益は121円42銭とした。
配当(期末のみ)は23年6月期に1株40円(前期比4円増)とし、今期・24年6月期は同43円(同4円増)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)