日本製麻が後場一段と上げストップ高、上位株主ゴーゴーカレーの「⾦沢スタジアム」ネーミングライツ優先権獲得などで連想買いの見方
- 2023/8/21 14:13
- 材料でみる株価
■サッカーJ2『ツエーゲン⾦沢』の本拠地となる予定とし追い風の見方
日本製麻<3306>(東証スタンダード)は8月21日、後場一段と上げて一時ストップ高の912円(150円高、20%高)をつけ、今年3月3日以来の900円台に進んで急伸商状となっている。2022年12月に上位株主に躍り出た株式会社ゴーゴーカレーグループ(本社:⽯川県⾦沢市)が8月18日付で「⾦沢スタジアム」のネーミングライツ(命名権)に関する優先交渉権獲得と『⾦沢ゴーゴーカレースタジアム』への変更を発表しており、産業資材や食品を扱う日本製麻にとっても業容拡大の要因と受け止められている。
ネーミングライツの発表リリースによると、『⾦沢ゴーゴーカレースタジアム』の契約期間は併⽤開始から5年間、命名権料は3111万円(年額)。スタジアムは地上4階建て、延べ床⾯積1万9千平⽅メートルで、収容⼈数は約1万⼈。来シーズンからサッカーJ2『ツエーゲン⾦沢』の本拠地となる予定で、北陸初のJリーグ規格を満たすフットボール専⽤スタジアムとして24年2⽉頃の併⽤開始を⽬指しているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)