JR東海は反発スタート、株式5分割が好感され注目再燃、意外感も

■9月末の株主の保有株を対象に1株を5株に分割

 JR東海(東海東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は8月23日、反発基調で始まり、取引開始後は1万8360円(400円高)をつけて出直る相場になっている。22日の17時に株式5分割を発表し、意外感を交えて好感されている。9月30日最終の株主名簿に記録された株主様の所有普通株式1株につき5株の割合をもって分割するとした。

 同社株はPBR(株価純資産倍率)1倍を上回っているため、東証が推奨するPBR(株価純資産倍率)向上に向けた諸施策を行う可能性は必ずしも高くない銘柄との見方があった。発表では「株式分割を行い、当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図る」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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