マツダは自動車株の中で唯一高値を更新、米国事業説明会を開いたと伝えられ注目再燃

マツダ 7261

■米国での販売台数など上振れを狙う考えと伝えられる

 マツダ<7261>(東証プライム)は8月23日、時間とともに強含む相場となり、午前10時30分にかけて1469.0円(39.0円高)まで上げ、自動車株の中で唯一、年初来の高値を更新している。22日に米国事業に関する説明会を開いたと伝えられており、注目し直されたもよう。約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。

 米国事業に関する説明会では、「今期の米国販売計画36.7万台は『最低ライン』(上振れを狙う考え)=常務」(ロイターニュース8月22日夕方)などと伝えられた。調査筋からは、同社について、トヨタとの合弁効果がよく発揮されているとの評価がある。8月8日に発表した第1四半期決算(2023年4~6月・連結)では売上高が前年同期比77%増加し、営業利益は黒字化。「電動化への取り組みは着実に進捗」「グローバル販売は中国・ASEANを除いて計画通りで前年比大幅改善」(決算説明資料より)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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