東京ガスはペトロベトナムガスとエネルギーソリューション事業の事業化調査に関する覚書を締結
- 2014/12/15 16:37
- 株式投資News
■ベトナムでのLNGバリューチェーン構築への第一歩
東京ガス<9531>(東1)は、12日、ペトロベトナムガスと、ベトナムにおけるエネルギーソリューション事業の事業化調査に関する覚書を締結した。
東京ガスとペトロベトナムガスは、2012年3月5日、ベトナムにおけるLNGバリューチェーン構築に関する包括協力協定を締結し、具体的な協力内容について協議してきた。エネルギーソリューション事業の事業化調査は、包括協力協定に基づくLNGバリューチェーン構築に向け、両社で協働する初めての事例となる。
ベトナムでは著しい経済成長に伴いエネルギー需要の増加が見込まれている。両社で市場調査、協議を重ねた結果、省エネルギーへの取組や環境にやさしいLNGを普及拡大するためのインフラ整備の重要性が改めて確認され、LNG等のエネルギーを効率的に使用する省エネルギーサービス事業や、導管未整備地区へのLNGを普及拡大するLNGサテライト事業などの「エネルギーソリューション事業」に関して、事業化の可能性が見いだされた。その為、両社はより詳細な事業化調査を実施することとした。
ペトロベトナムガスは、設立:1990年9月、本社所在地:PVGAS TOWERNo.673-Nguyen Huu Tho street.Nha Be district.Ho Chi Minh City.S.R. Vietnam、主な事業内容:天然ガス、LPG、CNG、コンデンセートの調達、精製、貯蔵、輸送、販売、株主:ペトロベトナム社:96.72%、その他:3.28%、社員数:3,640名。
(写真=調印式の様子。左からペトロベトナムガス リン会長、東京ガス代表取締役社長 広瀬道明)