【株式市場】前場の日経平均は183円高、景気敏感株など強く「そごう・西武」のセブン&アイ・HDも高い

◆日経平均は3万2517円23銭(183円77銭高)、TOPIXは2326.94ポイント(13.56ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億3793万株

 8月31日(水)前場の東京株式市場は、ガソリン・電気料金への支援継続やNY株の4日続伸などが好感されて自動車、鉄道、鉄鋼株などが上げ、半導体関連株も続伸基調となった。中国からの旅行客現象の懸念が伝えられたが三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)、資生堂<4911>(東証プライム)などは堅調。「そごう・西武」問題のセブン&アイ・HD<3382>(東証プライム)も高い。日経平均は27円高で始まり、午前10時半頃に201円39銭高(3万2534円85銭)まで上げ、前引けも上げ幅を保った。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東証プライム)が一段高となり国産ホタテ事業会社の買収など連日好感。ハイデイ日高<7611>(東証プライム)は月初発表の月次動向への期待など言われ上場来の高値。セイファート<9213>(東証スタンダード)は主サービスの求人情報サイトの新機能など好感されストップ高。大和重工<5610>(東証スタンダード)はPBR向上策への期待など根強いようで日々公表銘柄に指定されたが一段高。ストレージ王<2997>(東証グロース)は防災用設備への進出なども期待とされてストップ高。エヌ・ピー・シー<6255>(東証グロース)は業績よその増額など好感されてストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3793万株、売買代金は1兆3388億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1272銘柄、値下がり銘柄数は471銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、輸送用機器、陸運、サービス、その他製品、不動産、金属製品、建設、鉄鋼、小売り、卸売り、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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