フジテレビとイオンがベトナムで子供向け事業を展開、『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』を通じて新たな子供コミュニティ創出

■ベトナムの子供たちに笑顔と幸せを届ける

 フジ・メディア・ホールディングス<4676>(東証プライム)グループのフジテレビはイオン<8267>(東証プライム)と共に、ベトナムで子供向けのコミュニティ事業を始めると発表。その第1弾として、両社が共同開発・制作した子供番組『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』をベトナムで配信、ベトナム国内のイオンモールでのイベント実施、MD事業等、多角的に子供向け事業を展開する。さらに、第2弾IPでのコラボも予定している。

 イオンは2014年にベトナムでの小売り事業を開始、以降ベトナム政府、地域社会と強力な協力関係を構築し、積極的に事業活動を展開している。イオンが最重点エリアと位置づけるベトナム事業の拡大に伴い、フジテレビも、ベトナムで子供向けコンテンツの「体験とシェア」を丁寧に積み上げることで、未就学児コミュニティの形成を図っていく。

 「IPの力で世界に伝えていく」という趣旨のもと、まずは国内放送用だった『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』を、タイトルを『JaJaJa』に改め、ベトナムの子供向けにローカライズ。ASEAN最大のネット大国といわれるベトナムで最も人気のある教育チャンネル「POPS KIDS」を有するPOPS社と手を組み、2大プラットフォーム(YouTube/Facebook)で、親子で『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』に触れられる機会を創出する。

 同プロジェクトでは、より多くの子供たちに映像を見て楽しんでもらうことはもとより、実際に体験して、触れ合うことで、豊かな感受性を育むことができるという理念のもと、イオンと連携し、イオンがベトナムで培った知見やノウハウ、地域のプラットフォームとしての優位性に、フジテレビが誇るコンテンツ力を掛け合わせ、唯一無二の子供向け体験型コンテンツとして、またMD展開なども加え、より多くの方々に愛される事業へ発展させていく。

 フジテレビは、の『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』のベトナム進出を皮切りに、今後、子供向け事業を積極的に海外展開していく予定だ。

■『じゃじゃじゃじゃ~ン!』とは

 フジテレビとイオンが共同で開発・制作した子供向けコンテンツ。

 これからの未来を生きていく子供たちにとって、最も大切なことは“情操教育”と考えたことから、このコンテンツは生まれた。“心身ともに健康、幸せに暮らすこと、よりよい人生を生きること”、「Health &Wellness=Happiness Style」。この言葉を目標に掲げ、「IPの力で世界に伝えていく」という趣旨のもと、子供たちが楽しみながら学び、子供たちの豊かな感性、新しい発想で考える力を成長させることを目指して作られた。

 “かわいい”から“個性的”まで様々な要素が詰まった宝箱のようなコンテンツとなっており、スーパーかわいい生物の「じゃじゃじゃ」と「じゃ~ン」、そして人工知能ロボットの「AIさん」を始め、個性豊かなキャラクターが次々と登場する。

 2018年10月から2020年9月まで3年に渡って放送し人気を博したほか、この番組から生まれたIPは放送終了後も『キャラダチミュージアム~MoCA~』(2020年10月~2023年3月)、『開け!キャラクターのとびら きゃらトビ』(2023年4月~)に受け継がれている。

■POPS KIDSとは

 安全で多様なコンテンツを提供する、ベトナムで最も愛される子供向けの教育エンターテインメントブランド。その実用性と楽しいエッセンスにより、ベトナムの保護者にとって信頼性の高いコンテンツとなっている。同チャンネルでは、魅力的な子供向け音楽ビデオ、創造的なお絵かきセッション、ストーリーテリングビデオなど、魅力的な教育コンテンツを多数提供している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る