相模ゴムがストップ高買い気配、投資ファンド、オアシス・マネジメント保有とされ注目強まる

■「重要提案行為も」などと伝えられ思惑や憶測広がる

 相模ゴム工業<5194>(東証スタンダード)は9月4日、気配値のまま急伸してストップ高の898円(150円高、20%高)に達し、午前10時を過ぎても始値がつかないまま買い殺到となっている。「香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが相模ゴム工業の株式の9・77%を保有していることが1日、わかった」(日本経済新聞9月2日付朝刊)と伝えられ、「重要提案行為も」(同)などとしたことなどを受け、注目集中となっている。

 オアシス・マネジメントは過去に東京ドーム(2021年4月に上場廃止)や東芝<6502>(東証プライム)への関与などで知られ、このところは23年5月にライフネット生命保険<7157>(東証グロース)の株式保有が伝えられるなど、活発な活動を行っているイメージがある。ホームページによると、同社は、現・最高責任者(CIO)として同社を率いるセス・フィッシャー氏が2002年に設立し、香港、東京、ォ―スチン、ケイマン諸島のオフィスで事業を運営している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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